集中豪雨で停電し、マンションのエレベーターが止まったら、電動車いす利用者は避難できるのか。私はマンション7階でWHILL Model C2を使っています。家族は私を含めて4人で、5kgのミニチュアダックスフンドもいます。
最初は「WHILLを満充電にしておけば、避難所まで移動できる」と考えました。しかし調べていくと、問題は充電残量ではありませんでした。豪雨の中でWHILLを使うこと、道路が冠水してから屋外駐車場の車を出すこと、エレベーター停止後にWHILLを7階から下ろすことには、それぞれ別の壁があります。
そこで、本人の普段の移動時間、家族の車への積み込み、食料、犬との宿泊経験を一つずつ確認しました。最終的に決めたのは、「半日前の情報では出発準備だけを行い、自宅周辺の危険度が高いと判断できる情報が出たら、雨が強まる前に犬同伴ホテルへ車で移る」という二段階ルールです。
30秒で分かる結論:自宅が安全で、停電が長引かないなら7階で待機します。ただし夏は、エアコンが止まると犬と3日間在宅するのは難しいかもしれません。半日前予測では荷物と宿泊先を準備し、自宅周辺を対象とする警戒レベル(用語の説明はこちら)3や直前予測など、危険度が高い情報を確認した段階で、冠水前に家族の車で出発します。停電が先に起きた場合は、WHILLを残し、非常灯のある階段を杖で約20分かけて降りる予備経路があります。
解決したかったのは「停電後に避難できるか」
停電で電動車いすが動かなくなり、自宅内で電話にも手が届かなかった支援事例や、災害後に次の充電時期が分からず、バッテリー節約のため長時間動かずに過ごした当事者の記録があります。
これらは、私の避難方法が正しいと証明する情報ではありません。ただ、「バッテリーさえ残っていればよい」「充電場所さえあればよい」と考えると、本人が車体へ到達できるか、屋外を走れるか、家族や別の移動手段があるかを見落とすことが分かります。
私の条件へ当てはめると、解決すべき問いは次の形になりました。
検証する問い:集中豪雨で停電し、エレベーターが止まったとき、マンション7階から家族4人と犬が安全を確保できるか。

この問いに対して、三つの仮説を順番に確かめました。
- WHILLで避難所へ行く
- 7階の自宅で在宅避難を続ける
- 豪雨の前に家族の車で犬同伴ホテルへ移る
| 仮説 | 成立に必要な条件 | 今回わかった壁 | 判定 |
|---|---|---|---|
| WHILLで避難所へ行く | エレベーター、道路、避難所が使える | 停電で7階から下ろせず、集中豪雨の走行も基本案にできない | 基本案にしない |
| 7階で在宅避難する | 建物内が安全で、食料・水・トイレ・室温を保てる | 食料は増やせたが、夏の停電では犬の室温に未確認の限界が残る | 短期なら候補 |
| 雨の前に家族の車で移る | 家族、車、道路、犬同伴の宿泊先が使える | 出発まで90分かかり、冠水後は車を使えない | 二段階ルールで採用 |
仮説1「WHILLで避難所へ行く」は基本案にできなかった
WHILL Model C2の取扱説明書には生活防水の記載がありますが、同時に、雨天での使用はできるだけ避けるよう案内されています。集中豪雨の中をWHILLで走って避難所へ向かうことは、私の基本案にはできません。
さらに、WHILLが7階の玄関にある時に停電すれば、エレベーターでは下ろせません。1階の自転車置き場へ置く日もありますが、毎日ではありません。屋外へ出られたとしても、道路が冠水してから車いすで進む計画にはできません。
近くに公共施設があっても、その時点で開設されるか、犬を連れて滞在できるかは別の確認が必要です。また、近い施設がマンション7階の自宅より安全だとは限りません。
この仮説から得た教訓は、「避難にはWHILLを使う」という前提を外すことでした。
仮説2「7階で在宅避難」は、食料を増やしても夏に弱点が残った
内閣府の避難情報ガイドラインでは、ハザードマップ(用語の説明はこちら)などを確認したうえで、浸水しない上階へ移動したり、上層階に留まったりする「屋内安全確保(用語の説明はこちら)」も避難行動として示されています。内水氾濫を想定する場合、7階の居室は地上の浸水から距離があります。
我が家では、停電だけなら水とトイレを使える設備条件だと確認しています。私以外に家族が3人おり、停電中に本人だけが取り残される状況は今回の前提から外しました。生命維持に直結する電気機器も、WHILL以外には使っていません。
食料は4人で約5食分から9食分へ増やした
最初に数えた常温食品は、アルファ米約20個と鯖缶約10個でした。鯖缶は普段2人で1缶を分けます。アルファ米は水でも作れることを表示で確認し、家族が実際に水で作って食べた経験があります。4人とも食べられました。
この組み合わせでは、4人で5食分です。1日3食として3日分にするには、あと4食分が必要でした。
そこで実際に、次を追加しました。
- アルファ米16個
- 鯖缶とは別の味を含む缶詰8個
現在は、アルファ米36個と缶詰18個です。1人1食につきアルファ米1個、缶詰を2人で1個と数えると、4人×9食分になります。
これは、食事の栄養や必要な飲料水まで十分だと保証する計算ではありません。それでも、「何となく1日分」だった備蓄を、家族人数と食数で数え直し、実際に不足分を追加できました。
最後に残ったのは犬と室温だった
食料を3日分にしても、夏の停電ではエアコンが止まります。5kgのミニチュアダックスフンドがいるため、家族4人と犬がエアコンなしで3日間在宅できるかを考えると、私は「無理かもしれない」と判断しました。
ここで、在宅避難の成否を決めるのはWHILLの残量ではなくなりました。自宅が浸水しないこと、食料があることに加えて、停電中の室温で犬と暮らし続けられるかが限界条件になりました。
| 在宅避難の条件 | 今回の確認結果 | 判断への影響 |
|---|---|---|
| 上階の居室 | 地上の浸水から距離がある | 屋内安全確保の候補になる |
| 水・トイレ | 停電だけなら使える設備条件 | 今回は継続可能とした |
| 家族の介助 | 本人以外に家族3人がいる | 本人だけが残る想定を外した |
| 常温食品 | 4人×9食分へ追加済み | 3日分を数で確保した |
| 夏の室温と犬 | エアコンなしで安全に過ごせる時間は未確認 | 在宅避難の最初の限界になり得る |

仮説3「雨の前に家族の車で移る」なら実行条件を作れた
家族の車はステップワゴンです。私は自分で車の座席へ移乗できます。WHILLだけを車用スロープで載せる運用を、普段から行っています。
家族4人と避難荷物、WHILLを載せるまでの普段の実測は次のとおりです。
| 出発までの工程 | 時間 | 根拠 |
|---|---|---|
| 避難荷物をまとめる | 約60分 | 普段の実測 |
| WHILLを載せる | 約20分 | 普段の実測 |
| 余裕として確保する | 10分 | 家族で決めた予備 |
| 合計 | 90分 | 60分+20分+10分 |

車で移動できる上限は、家族の感覚では片道約3時間です。ただし、直前の危険情報を待ってから3時間先を目指すのでは時間が足りません。直前に出発する場合は、約1時間圏を優先する必要があります。
避難先ではWHILLを降ろさなくてもよい
私は介助があれば短距離を歩けます。一般的な客室のトイレは一人で使えます。浴室は妻の介助が必要なため、豪雨避難中は入浴しない前提にしました。
ホテルではWHILLを車内へ置いたままにし、駐車場所から客室までは家族の介助で歩けます。犬はキャリーに入れて3時間ほど車で移動できます。本人を含む家族と犬で宿泊した経験もあります。
以前、家族と犬で遠方の宿に泊まった経験があります。しかし、その宿を豪雨時の固定避難先にはしません。目的地によっては土砂災害や道路規制など、別の危険へ近づく可能性があるためです。避難時の雨域とハザード情報を見て、平地の市街地にあるペット同伴可の宿泊先を選びます。
犬は5kgで、狂犬病や混合ワクチンの有効な証明書をすぐ持ち出せる状態です。宿泊先によって条件が異なるため、予約前に体重制限、必要書類、駐車場、客室までの距離を確認します。

屋外駐車場の車は、冠水後の脱出手段にしない
家族の車は、マンションの屋外平置き駐車場にあります。国のハザードマップポータルと居住自治体の地図で自宅周辺を確認すると、浸水想定のある場所とない場所が混在していました。
自宅周辺の分割図を拡大すると、色のない場所と浸水想定がある場所が混在していました。ただし、駐車区画そのものがどの色に当たるかまでは、今回特定していません。
駐車場に水が来ていなくても、出口や途中の道路が冠水すれば車は使えません。したがって、家族の車は「停電して道路が冠水してから逃げる手段」ではなく、「雨が強まる前に移る手段」と位置づけました。
決めたのは「準備」と「出発」を分ける二段階ルール
半日前の大雨予測だけで毎回ホテルへ行くと、空振りのたびに費用と負担がかかります。一方、危険が明確になるまで何もしなければ、荷物準備60分とWHILL積載20分が残ります。
そこで、家族のルールを二段階に分けました。
第1段階:半日前の情報では、出発せず準備する
気象庁が線状降水帯による大雨の可能性を半日程度前から呼びかけた時や、警報級の可能性が高い時は、次を行います。
- 避難荷物をまとめる
- WHILL、携帯電話などを充電する
- 犬のキャリー、フード、予防接種証明書をまとめる
- 雨域から外れる方向で、ペット同伴可のホテルを探す
- 自宅、移動先、移動経路のハザード情報を確認する
- 車と駐車場出口、周辺道路がまだ使えるか確認する
荷物を先にまとめておけば、出発時に残るのはWHILL積載約20分と予備10分が中心です。ただし、「準備後は30分で出発できる」という通しの再計測はしていません。
第2段階:自宅周辺の危険度が高い情報を確認したら出発する
本人は避難に時間がかかるため、居住自治体が自宅周辺を対象に警戒レベル3「高齢者等避難」を発令した場合は、避難開始を判断する情報になります。
2026年5月から気象庁は、線状降水帯の可能性が高まった時に、発生2~3時間前を目標とする「線状降水帯直前予測」も運用しています。これは単独で必ず避難を命じる情報ではありません。市の避難情報、キキクル、周辺道路の状況と一緒に見ます。
我が家では、次の条件を重ねて出発を判断します。
- 自宅周辺が市の避難情報の対象になっている
- 直前予測やキキクルで、自宅周辺の危険度が高まっている
- 夏の停電で犬の暑さを避ける必要がある
- まだ道路が冠水していない
- 雨域から外れる方向に、犬同伴で泊まれる場所がある
「よほど危険だと判断できる情報が必要」という本人の希望を残しつつ、危険情報が出てから荷造りを始めない形です。
| 段階 | 判断に使う情報 | 行動 |
|---|---|---|
| 準備 | 半日前の大雨予測、警報級の可能性 | 荷物、充電、犬の用品、宿泊先候補、経路を準備する |
| 出発 | 自宅周辺の警戒レベル3、直前予測やキキクルの危険度上昇 | 道路が冠水する前に、雨域から外れる方向へ車で移る |
| 移動を断念 | 駐車場出口や道路がすでに冠水、経路や目的地が危険 | 車で水へ入らず、屋内で安全を確保する方法へ切り替える |

停電が先に起きた時は、WHILLを残して階段を降りる
早期避難より先に停電した場合、エレベーターが止まり、WHILLを7階から下ろせなくなる可能性があります。その時の予備経路は、WHILLを自宅へ残し、本人だけが階段を降りる方法です。
私は平常時のリハビリで、7階から1階まで約20分で降りた経験があります。
- 家族がそばで見守った
- 家族による身体介助はなかった
- 荷物は持たなかった
- 握力のある側の手で手すりを握った
- 反対側の手で杖を使った
- 階段には停電時の非常灯がある

1階へ着いた後は、家族の介助で短距離を歩き、車へ乗れます。ホテルではWHILLを車内に残せるため、避難先まで車体を運ぶことを必須条件にしません。
ただし、実際の停電中に階段を降りた記録ではありません。非常灯が点灯していても、階段の損傷、煙、火災、強い疲労、体調不良がある時に同じ行動ができるとは限りません。道路が冠水していれば、階段を降りられても車では移動しません。
今回、確認できたことと確認していないこと
本人の経験として確認できたこと
- 7階から1階まで、家族見守り・荷物なしで約20分
- 家族4人分の荷物準備に約60分
- WHILLをステップワゴンへ載せるのに約20分
- 本人は車の座席へ自分で移乗できる
- 犬はキャリーで約3時間の車移動ができる
- 本人、家族、犬で宿泊した経験がある
- 一般客室のトイレは本人が一人で使える
- アルファ米を水で作り、家族4人が食べた経験がある
- 常温食品を4人×3日分まで実際に追加した
- 犬の予防接種証明書を持ち出せる
今回、確認していないこと
- 実際の集中豪雨や停電中の避難
- 半日前の準備後、30分で車を出せるかという通し計測
- 屋外駐車場の区画ごとの想定浸水深
- 豪雨当日のホテル空室
- 避難先までの道路が通行できること
- エアコンなしで犬が安全に過ごせる時間
- 非常用電源でエアコンやWHILLを動かす方法
駐車場や道路の安全、ホテルの空室は当日に確認し、条件が一つでも崩れたら車での移動を前提にしません。
他の家庭へ移せる知見は「最初に限界を迎える条件」を探すこと
今回の最も汎用的な知見は、車いすだけを点検するのではなく、家族の中で最初に限界を迎える人・動物・設備を探すことでした。その条件が、在宅避難を続けられる期限や、出発判断の早さを決めます。
別の家庭では、次の10項目で確認できます。
- 守る単位を決める:本人だけでなく、介助者、乳幼児、高齢者、ペットまで含め、誰と何が一緒に安全を確保する必要があるかを書き出す
- 災害と停電時間を分ける:浸水、土砂災害、暴風などの直接危険と、停電が数時間・1日・3日続いた時の生活限界を別々に考える
- 建物内の出口を確認する:エレベーター停止後に階下へ移れるか、移動機器を残せるか、介助者と荷物をどう分担するかを確認する
- 停電で止まる設備を洗い出す:冷暖房、給水ポンプ、トイレ、医療・介護機器、充電器、水槽のエアーポンプや温度調整などを列挙する
- 人ごとの限界条件を決める:暑さ・寒さ、服薬、排せつ、食事形態、睡眠、移動、介助者の疲労のうち、最初に継続できなくなるものを探す
- 動物ごとの飼養条件を確認する:犬や猫だけでなく、鳥類、爬虫類、魚類などについて、必要な温度、水、酸素、薬、給餌と、環境が崩れた時の対応を確認する
- 一緒に動けるかを分類する:「キャリーで同行できる」「水槽などがありすぐには動かせない」「預け先や世話を頼める人が必要」に分け、受け入れ先と必要書類を確認する
- 移動全体の時間を測る:荷造り、階下への移動、車いすの積載、家族と動物の乗車、運転までを一つの工程として測る
- 車と経路が使えなくなる時点を見る:駐車区画だけでなく、出口、低い道路、アンダーパス(用語の説明はこちら)、橋、目的地側の災害リスクを確認する
- 準備・出発・断念の条件を分ける:半日前に準備する情報、実際に出発する情報、道路冠水などで移動を断念して屋内安全確保へ切り替える条件を決める

例えば、犬はキャリーで車へ移せても、魚類を含む水槽生物では、停電でエアレーションや温度調整が失われる一方、水槽を避難荷物と同じように持ち出せるとは限りません。爬虫類も外部環境への依存が大きく、災害時の温度管理が課題になります。
つまり、「ペットがいるか」だけでは足りません。その生き物を支えている設備は何か、停電すると何時間・何日で限界になるか、環境ごと移動できるかまで確認する必要があります。安全な温度や継続可能時間は動物種、個体、季節、飼養環境で変わるため、一律の数値を置かず、平常時に獣医師や専門家へ確認します。
よくある質問
半日前予測が出たら、必ずホテルへ行きますか?
我が家では出発せず、荷物と宿泊先の準備を始めます。半日前予測には空振りもあり、発表されなくても大雨になる場合があります。市の避難情報、直前予測、キキクル、自宅周辺と道路の状況を重ねて判断します。
警戒レベル3まで待ってから準備しても間に合いますか?
我が家の普段の実測では、荷物準備60分、WHILL積載20分、予備10分で合計90分です。さらに車で移動する時間が必要です。そのため、レベル3で初めて荷造りを始めるのではなく、半日前の段階で準備だけ終えるルールにしました。
7階なら、集中豪雨でも必ず在宅避難が安全ですか?
必ずとは言えません。浸水から離れていても、建物の損傷、火災、長期停電、断水、室温、家族の体調によって判断は変わります。自宅で安全を確保できない場合は、自治体の避難情報に従って早めに移動します。
WHILLを満充電にしておけば安心ですか?
残量は必要ですが、それだけでは足りません。エレベーター停止後に車体を下ろせるか、豪雨の中で使えるか、避難先まで冠水せずに通れるかを別々に確認する必要があります。
停電してから車で逃げればよいですか?
屋外駐車場や周辺道路が冠水すると、車を出せない可能性があります。車を使うなら、雨が強まる前の移動手段として計画します。冠水した道路へ入ることを前提にしません。
避難先のホテルを一つに決めないのはなぜですか?
豪雨の雨域と安全な方向が毎回同じではないからです。山間部、河川沿い、低地など別の危険へ向かわないよう、当日の予測とハザード情報を見て選びます。ただし、ペット同伴条件と必要書類は平常時に確認しておきます。
調べたことで、我が家の準備はこう変わった
調査前は、WHILLの充電残量と、7階・1階のどちらに置くかを中心に考えていました。
調査後は、次のように変わりました。
- 問いを「WHILLを使えるか」から「家族4人と犬が安全を確保できるか」へ変えた
- 常温食品を4人約5食分から9食分へ増やした
- 夏の長期停電では、犬の室温が在宅避難の限界になると分かった
- WHILLを雨中の避難手段にせず、降雨前の家族の車を基本案にした
- 半日前は準備、危険度が高い情報では出発、と役割を分けた
- 停電後はWHILLを残して階段を降りる予備経路を残した
集中豪雨と停電に備える時、電動車いすの充電は大切です。しかし、今回の結論を決めたのは充電方法ではありませんでした。自宅に残れる時間、犬の暑さ、車が使える時間、荷物にかかる60分、階段にかかる20分を一つの時間軸へ並べたことで、避難の判断が具体的になりました。
参考にした情報
- 内閣府「避難情報に関するガイドライン」
- 国土交通省・国土地理院「ハザードマップポータルサイト」
- 政府広報オンライン「災害に事前に備える」
- 気象庁「線状降水帯に関する情報」
- 気象庁「線状降水帯直前予測の運用開始について」
- 気象庁「防災気象情報と警戒レベルとの対応について」
- WHILL「Model C2/CK2取扱説明書」
- 環境省「ペットの災害対策」
- 環境省「人とペットの災害対策ガイドライン改訂案」
- 環境省「生きものの飼育と標本の作り方」
- CCS Disability Action「Community climate resilience」
- Disability Visibility Project「Still in Texas」
- note「停電で電動車椅子が動かなくなった支援事例」
この記事の確認範囲
この記事は、マンション7階で暮らす身体障害のある本人が、集中豪雨と停電を想定し、普段の階段移動、家族の車への積載、常温食品、犬との車移動と宿泊経験を基に家族ルールを作った記録です。プライバシー保護のため、居住自治体や過去の宿泊地など、避難判断に不要な地名は記載していません。
実際の集中豪雨、冠水、停電、避難指示下の移動は再現していません。階段約20分と出発準備約90分は、平常時の本人と家族の経験に基づく数値です。半日前の準備後に30分で出発できるかは未計測です。
同じWHILLを使っていても、身体状態、建物、家族、ペット、車、駐車場所、道路、気象情報によって結果は変わります。この記事の本人ができた階段移動や車への移乗を、別の人へ勧めるものではありません。避難時は自治体の情報と現場の安全を優先してください。


